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有森会計事務所

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 11月の税務

1.所得税の予定納税額の納付(第1期分)
納期限・・11月30日
2.個人事業税の納付(第2期分)
納期限・・11月30日

3.10月分源泉所得税、住 民税の特別徴収税額の 納付
納期限・・11月12日

4.9月決算法人の確定申告(法人税、消費税、法人地方税)
申告期限・・11月30日


東北地方太平洋沖地震の影響のよる申告・納付等の期限延長について

今回の地震の被害に鑑み、申告・納付等が出来ない納税者については、状況等が落ち着いた後、「災害による申告、納付等の期限延長申請書」を提出することにより延長が認められます。
詳しくは最寄の税務署まで


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税務トピックス

8.増える遺産分割の調停・審判  ~平成の相続事情~

裁判所の統計によると、遺言の検認は平成9年当時、8885件でしたが、10年後の同18年には、
1万2595件とおよそ1.4倍まで増えました。
家庭裁判所の検認は、遺言が自筆遺言証書の場合に必要な手続きです。自筆で遺言することにより、
財産の分け方について意思表示する人がここ10年で増えているということが言えます。

一方、遺産分割に関して不満があるなどして、相続人の間で話し合いがつかず、
家庭裁判所の調停に持ち込まれたケースは、同9年当時は8568件。
これが同18年になると1万668件に増えています。

さらに調停も不調だった為審判が求められたケースは、同9年当時1730件だったものが、
同18年には1946件と増加傾向にあることがわかります。

遺産分割争いが生じる要因には、分けにくい財産があった場合などが挙げられます。
そんなとき、遺産分割をスムーズにする資金の準備があったなら、争わずに済んだかもしれないですね。

(単位:件)    
平成 遺言書の検認 遺産分割に関する
処分裁判
遺産分割に関する
処分調停
8年 8,175 1,555 8,639
9年 8,885 1,730 8,568
10年 8,825 1,594 8,708
11年 9,818 1,695 8,950
12年 10,251 1,748 9,162
13年 10,271 1,879 9,109
14年 10,503 1,986 9,237
15年 11,364 1,974 9,582
16年 11,662 2,071 10,083
17年 12,347 1,869 10,130
18年 12,595 1,946 10,668
19年 13,309 1,948 10,317

(納税通信より)



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