簡単経営分析
簡単経営分析
有森税理士事務所の簡単経営分析です(TKC経営指標より)
営業効率
売上高に対する、会社の営業活動によって得た利益の割合を示し、この比率が高いほど、営業活動が合理的効率的に行われていることを示します
営業利益率=(営業利益/純売上高)×100
全産業 | 建設業 | 製造業 | 卸売業 | 小売業 | 飲食・宿泊業 | サービス業 |
---|---|---|---|---|---|---|
3.0 | 2.4 | 4.2 | 1.9 | 1.5 | 3.0 | 3.6 |
経営成績
経常利益とは、営業利益から営業外収支を加減したものです
経常利益率=(経常利益/純売上高)×100
全産業 | 建設業 | 製造業 | 卸売業 | 小売業 | 飲食・宿泊業 | サービス業 |
---|---|---|---|---|---|---|
3.3 | 2.6 | 4.4 | 2.1 | 2.0 | 3.1 | 3.9 |
粗利益
粗利益の数値が高いほど、より付加価値の高い商品を販売、また低ければ、薄利多売であることを示しています
売上総利益率=(売上総利益/純売上高)×100
全産業 | 建設業 | 製造業 | 卸売業 | 小売業 | 飲食・宿泊業 | サービス業 |
---|---|---|---|---|---|---|
27.2 | 18.0 | 21.2 | 18.9 | 29.8 | 66.3 | 41.5 |
自社の労務費を他社と比べると?
これは売上高に占める労務費の割合を示す数値で、労務費は固定費となる傾向が高いため売上高の増減により変化します。同業種の平均値を参考に、自社の数値をチェックしてみましょう。
労務費対売上高比率(%)=当期労務費÷純売上高×売上原価按分率×100
全産業 | 建設業 | 製造業 | 卸売業 | 小売業 | 飲食・宿泊業 | サービス業 |
---|---|---|---|---|---|---|
8.1 | 11.9 | 1.5 | 0.5 | 0.6 | 1.7 | 8.3 |
資金繰りの状況?
売上債権回収期間を確認すれば、資金繰りの状況をチェックできます
売上債権回収期間(日数)=売上債権÷純売上高×365
全産業 | 建設業 | 製造業 | 卸売業 | 小売業 | 飲食・宿泊業 | サービス業 |
---|---|---|---|---|---|---|
53.5 | 53.3 | 77.0 | 64.1 | 25.6 | 7.9 | 44.9 |
在庫の状況
棚卸資産回転期間(日数)=たな卸資産÷純売上高×365
全産業 | 建設業 | 製造業 | 卸売業 | 小売業 | 飲食・宿泊業 | サービス業 |
---|---|---|---|---|---|---|
26.7 | 40.5 | 31.6 | 22.5 | 27.8 | 5.1 | 5.9 |
自己資本の充実度
自己資本比率(%)=自己資本÷総資本×100
この比率は高いほうが良く、目標としては50%くらいを目安にしましょう
全産業 | 建設業 | 製造業 | 卸売業 | 小売業 | 飲食・宿泊業 | サービス業 |
---|---|---|---|---|---|---|
34.8 | 36.3 | 37.0 | 32.0 | 33.4 | 25.3 | 39.6 |
従業員の生産性
1人当たり売上高(月)(千円)=純売上高÷12÷平均従業員数
全産業 | 建設業 | 製造業 | 卸売業 | 小売業 | 飲食・宿泊業 | サービス業 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.617 | 1.942 | 1.562 | 4.066 | 1.774 | 614 | 677 |